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臨海斎場の施行例２

平成２３年８月、ご家族のみ１６名程の葬儀・告別式に立会いました。
事前相談で見積りを取られた直後に急変され、その後こちらの式場でのご葬儀までには８日程掛かりましたが、通夜、葬儀・告別式、火葬と全て一ヶ所で執り行われたので待っていてよかったと、ご遺族からは安堵のお言葉をいただいております。
告別式終了後、最期のお別れとなるお花入れの準備のためにご会葬の方々には一旦式場を出てロビーにてお待ちいただくことがほとんどですが、今回は式場に着席されたままお休みいただき、葬儀社の担当者はその中で柩に入れるお花の準備を始めました。
頃合を見計らって順次お花を柩に入れる形を取りましたが、皆さん準備段階を見ていらっしゃるためか、お花入れもお仕着せではなく能動的な感じを受けました。
御家族のみのご葬儀でしたが、担当者からの「お食事の御挨拶はいかが致しましょうか」との問いに、「通夜でも御挨拶したから一言御挨拶してからにしたい」とお母様のけじめのあるお言葉どおり、節度あるお式になりました。
後日、依頼者の御子息からも「おかげさまで家族みんな一緒に心を込めて父を送り出せる良い式になりました」とのご報告を頂きました。

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