願泉寺葬斉場　＞　施行例２（無宗教葬・一般葬儀）

杉並区南荻窪の願泉寺葬斉場での無宗教式葬儀の施行例２

平成２３年８月、ご会葬者４０名ほどの通夜に立会いました。

「○○さんのご葬儀ですよね」通夜開始間もなく駆けつけた中年の御婦人から遺影を見ながら念を押すように話しかけられ、一瞬こちらの方が言いよどんでしまいました。

学校卒業以来お会いされていなかったので、遺影の写真に戸惑われたようです。これからゆっくりお会い出来ると思っていた矢先の訃報に取る物もとりあえず駆けつけたご様子でした。

葬儀社の担当者はご喪家から無宗教葬をご希望されたので、色々なお式の進行を提案しましたが、シンプルにお見送りされたいとのことで、特別なことはせず、ゆっくりとお別れをしていただくことになりました。

１分間の黙祷の後、坂本九の『見上げてご覧、夜の星を』の歌が静かに会場に流れ、その後は喪主の御主人を筆頭に、ご会葬の方々お一人ずつのお別れになりました。

棺に向いご焼香をされ、そのまま棺を回り込んで献花をされ、故人様との最期のご面会をされてから次の方にバトンタッチされていきます。

無宗教葬の場合、通夜の時間をご会葬の方々皆様で共有し、式終了後に皆様でお食事をされる場合が多いようですが、今回はご面会を終えられた方から随時お隣のお清め室でのお食事となりました。

　また、こちらのお清め室はイス式なので、助かりますとは担当者の弁です。杉並地区の貸斎場はお寺関係の会館が多く、８割方和室とのことです。

会場の願泉寺第二葬斎場は広い階段の昇り降りが不可欠で、そちらも心配しましたが、今回は杞憂に終わりました。

●願泉寺葬祭場での葬儀費用概略