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柏市のウイングホール柏斎場の無宗教式の家族葬の施行例２

平成23年12月会葬者7名の1日葬に立会いました。
故人様はサラリーマン生活の後、長年地元を中心に多くの子供達に剣道を教え、またスポーツ関係用品の販売もされていらっしゃった関係で、皆様にご連絡すると収拾が付かない状態も考慮しなくてはならず、奥様のご意向でご家族のみの1日葬になりました。
皆様にはご葬儀後事情を説明し、ご連絡される形を取りました。
ご家族だけですので、斎場でのお食事もはぶき、返礼品もありません。
無宗教でご家族だけのお式では時間内をひたすらご家族のお別れだけに使う場合と、少人数でも一応の式次第にのっとりご葬儀を進行する場合に分かれるようですが、今回は後者になりました。
「いつもの無宗教葬は自社の無宗教葬式次第にのっとり進行していますが、今回はご家族のみなので簡略化しました。それでも一応式次第を頭に入れて、執り行います」とは葬儀社の担当者の弁。
開式の辞から黙祷へ、次にご家族だからこそ覚えているような、またご家族皆が思い出す共通の話題を取り上げてナレーターに語ってもらい、故人様の大好きだったクラシック音楽に耳を傾けながら偲んでいただき、追悼の献花へと移っていきました。
遠方のため伺えないご高齢のご兄弟からは弔電による哀悼の言葉を頂き、最後のお別れとなるお花入れの儀では時間をたっぷり使い、お孫さんと奥様を中心に最後の家族団欒を彷彿させるような穏やかな別れとなりました。
親しい中にも礼儀作法を重んじる故人様らしいお別れになられたのではと思われます。
出棺後、台車に乗った柩の後をご家族が続き、そのまま斎場中央にある火葬の告別室へと入って行かれました。

（斎場案内・葬儀立会い/あさがおアドバイザー・松山悦子）

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