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直葬(火葬式)

  • 通夜・告別式などの式を行わず、火葬のみで送る葬儀の方法です。
  • 葬儀式がないので最低限の費用で行うことができます。
  • 宗教者の意向や、家族・親族などの意向の調整が必要になる場合があります。
  • 葬儀社は、小規模な葬儀でも親身になって対応してくれるところを選ぶとよりよいでしょう。

直葬・火葬における待機日数と安置、火葬場の利用資格

 直葬での葬儀は、通夜・告別式などの葬儀式を行わず、火葬のみで行う一番シンプルな葬儀のやり方です。

 式場を利用せずに、ご安置から直接火葬というシンプルな流れになりますので、式場費や祭壇等の葬儀式をするための費用がかからないことから、最低限の費用で行うことができます。

 式場の混雑に左右されることがないため、時間を選ばなければ、最短の日数で行うことができますが、その時の混雑状況によって待ち日数は異なります。

 例えば、川崎市のかわさき北部斎苑は火葬のみでも常に混み合っている状態で、4〜5日先の火葬になることが多いようです。かわさき南部斎苑も混み合う火葬場ですが、かわさき北部斎苑よりも火葬炉の数が多いため、かわさき北部斎苑に近い方でも、待ち日数が短縮できるのであればと、かわさき南部斎苑で火葬をされる方は少なくありません。

 また、町田市の南多摩斎場では式場を利用する場合10日ほど待たされることが多い日常的に混んでいる斎場ですが、火葬のみで使用する場合、午前中の時間帯などは空いていることもあるとのことです。

 ただ、最短の日数と言っても、ご逝去から24時間以上たたないと火葬ができないことや、納棺する必要があること、また、利用する斎場の空き状況などにより、すぐに火葬することができないケースは多く、いずれにしても、一旦、ご自宅や安置所へ搬送することになります

 例えば、都内にある臨海斎場は火葬場の施設内ある安置所で納棺を行う事ができるので、受け入れ時間内に空きがあれば、病院などから直接臨海斎場の安置所へ搬送し、安置することが可能ですが、川崎市のかわさき南部斎苑の安置所を利用する場合は、納棺している状態でないと受け入れができないため、一旦どこかで納棺してから改めてかわさき南部斎苑の安置所に移動します。また、横浜市の市営斎場は全て安置所がありませんので、ご自宅、または葬儀社が保有、提携している安置所へ搬送し、ご安置となります。

 火葬場の利用資格については、各火葬場によって条件が様々ですが、一般的に民間の火葬場はどこの地域にお住まいの方でも同じ条件で使用することができ、各市区町村で運営している公営の斎場の場合は、対応地域内に住民票がある場合、費用などが優遇されますが、利用資格についての詳細は各斎場によって異なります

 例えば、横浜市の公営の火葬場は、故人様がお亡くなりになった時点に横浜市内に住民票がある方のみ費用や予約の条件などが優遇されます。たとえ喪主をされる方が横浜市内の方であっても、故人様の住民票が横浜市にない場合(例えば、川崎市など)は市外扱いになります。また、千葉県市川市にある市川市斎場など、故人様が市川市内の方ではなくても、市川市内に住民票がある3親等以内の方が喪主として申請すれば市内扱いになるところもあります。

 各火葬場による利用条件の違いについての知識や、葬儀社の都合で遠い安置所に安置されることを避けるためには、地元やその火葬場に精通している葬儀社を選ぶと安心かと思います。

直葬・火葬のみの葬儀において気を付けるべきこと

 費用を抑えることができ、待ち日数も少なくて済む直葬ですが、それゆえに注意点もあります。

 直葬でのご葬儀は、シンプルな分、ゆっくりとお別れをする場がないという点があります。融通のききやすい葬儀社の安置所などではご出棺前に少し時間を作ってお別れができるような対応をしてくれるところなどもありますが、そのような対応ができない場合には、お別れに使える時間は火葬場にてご火葬前の10分程度となる場合が多く、慌ただしかったと印象をもたれる方もいらっしゃるようです。

 なお、火葬場でお別れをする場合、例えば、埼玉県の越谷市斎場では、火葬前に告別室にて10〜15分ほどの時間をお別れに使えます。お棺のふたを開けてお花入れをしたり、ご僧侶に読経して頂くことも可能です。

 八王子市の八王子斎場では、火葬炉前にて5分ほど、千葉県の印西斎場では、30分ほどの時間をお別れに使用することができます。

 なお、江東区にある都営の瑞江葬儀所では、火葬場内にお別れをする場がありません。

 火葬前のお別れについては、各斎場によって時間や対応は様々です。

 またその他の注意点として、最期のお別れができなかったご親族や知人等が、葬儀後の慌ただしい時期にお線香をあげさせてほしいと自宅に来られることなども考えられますし、「最期のお別れをしたかった」など、後から言われてしまうことも起こりえます。また、ご親族などに「葬儀は通夜・告別式で行うべき」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

 後になっての感情的なしこりなどを事前に回避するためにも、できれば、関係者の方には事前に直葬で行うことをご了承していただいておくことをお勧めいたします。

 そして、菩提寺がある方が直葬を希望されている場合には、直葬で行う意向であることについて菩提寺のご住職に事情を説明し、理解を得ておくことをお勧めいたします。

 仏教では、お通夜・告別式の両方に宗教的な意味があり、葬儀は2日間で執り行うものとの考えがありますので、菩提寺様に無断で直葬でご葬儀をされた場合、菩提寺様との関係が悪くなったり、納骨できないなどのトラブルが起こる可能性もでてきます。

直葬・火葬のみの葬儀を選ぶ理由

直葬の葬儀を希望される方が、なぜ直葬での葬儀を選んだのか、その理由は様々です。

例えば、

・出来るだけ費用を抑えたい

・入院や介護が長引き、葬儀にかける費用を捻出できない

・親戚も少なくなり、家族だけで見送るので

・菩提寺もなく、宗教的なしばりがないので

・本人が生前に火葬するだけでいいと言っていたから

・火葬をしてから故郷の菩提寺で本葬をするので

・生活保護を受けていて、葬祭扶助を利用するため

などが、ご相談でよくお聞きする、直葬を選んだ理由ですが、各ご家族の状況や考えによって、他にもまだあるように思います。

 このように、同じ直葬での葬儀でも、選ぶ理由やご家族の事情は様々であるということは、求めている要望も様々であると思います。

 よりよい直葬(火葬式)にするためには、葬儀規模の大小にかかわらず、丁寧に対応してくれる 葬儀社を選ぶことが大切です。直葬を選ばれるには、それなりの事情等があることも多いので、親身になって対応してくれるような葬儀社を選ぶことは安心につながります。

 ご家族の要望に対し、できる限り気持ちよく対応してくれる葬儀社を選んで頂くことをお勧めいたします。

一般的な直葬の流れ

2ご逝去

葬儀社へ連絡します。(決めている葬儀社が無ければセンターへご連絡いただければすぐにご紹介いたします。)

その際、自宅に安置できない場合は安置所を利用したい旨をお伝えください。ご安置中に面会を希望する場合には、その旨も葬儀社に伝えておくと安心です。

2搬送/納棺/安置

葬儀社(寝台車)がお迎えに行き、ご安置の場所まで搬送し、ご納棺、ご安置となります。

2葬儀打ち合わせ

火葬日の決定や葬儀についての説明が行われ、葬儀見積書を作成してもらいます。見積書は書面でお受け取りいただくことをお勧めいたします

2火葬

葬儀社から伝えられた日時に火葬場へ行き、ご火葬となります。

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