こぢんまり葬/仏式/さくら斎場

事前の相談
事後の相談

ご相談対応レポート、2015年前半

ご相談対応
有賀知道

ご相談者は、医療コーディネーターさんに葬儀社を教えてもらいましたが、その社のHPを見ても判断ができず、まずはセンターにご相談されたということです。
一昔前は、葬儀社を紹介するところでもっとも影響力を持っていたのは、病院でしたが、その影響力も薄れてきているようです。
インターネットなどにより情報がオープンになってきていて、人知れず事前に調べることができるようになってきたという状況もありますが、今後はさらに、病院で亡くなる人の割合が少なくなっていく方向にあるといういことも加わってきます。

「社会保障制度改革国民会議」の議論の中心は、医療、介護ですが、この分野の改革における目標は、患者を病院から自宅・地域へ誘導するというものです。そう簡単にシフトして行かないかもしれませんが、流れはそうならざるを得ないようです。

当センターへの相談者にも、この事例のように医療コーディネーターから葬儀社を紹介されたや、介護施設から、訪問医からなど、ポツポツと出てきています。そうした紹介社を利用するかどうかを、よりよく判断をするための参考情報を得るためだけでも、当センターは活用しがいがあると思います。

ご相談者：長女　（お母様は50代）

初回コンタクト時	都内に住むご長女からの相談でした。お母様が自宅療養中で、状態があまり良くない中でのご相談でした。具体的にどうしたいというものがはっきりしないので、検討材料になるものが欲しいということです。とともに、訪問医療している病院の医療コーディネーターに紹介された葬儀社のHPを見ても判断ができず、まずはセンターにとお問い合わせたということです。メールにおいて数回やりとりし、さくら斎場を第一に考え、人数や予算、宗教等についても大まかに整理しました。医療コーディネーターに紹介された葬儀社については、強制されているわけではないので、当センターから資料などを参考に連絡を取るか考えるということになりました。
葬儀社紹介葬儀社とのコンタクト葬儀社決定	見積りの手配中、深夜にご逝去の連絡をいただき、すぐに、その手配社を紹介しました。まず、社の担当者と電話でやり取りしてもらい、その後すぐに、ご自宅での打ち合わせになりました。お亡くなり直後の、打ち合わせでは、すでに作成してあった見積もりの説明を中心に行われました。葬儀社の担当者は、ご要望に合わせて調整させていただく旨を伝え一旦失礼しました。（夜中だったため、日が明けてから再度伺うことになりました。）
本見積書提出	日が明けてからの打ち合わせにおいて、少し見積もりの変更部分がでましした。当初30名での見積もりだったが、会葬者が増えそうだったためお料理の数を増やしました。また、未処置だったため、納棺師のラストメイクをご希望されましたので、追加しました。それらを踏まえて本見積書が作成されました。
ご安置	ご自宅で看取られましたので、葬儀当日まで、ご安置はご自宅でした。出棺前日に、納棺師によりお顔の処置とメイクがほどこされ納棺されました。その際はご家族も手伝って旅支度をいたしました。お庭には木が植えられており、ご自宅をご出棺の際　咲いている花をお顔の側にお入れしたということです。

この事例でのご葬儀までの流れ
時系列	経過ポイント	内容
前日	初回コンタクト	相談フォームより
ご逝去	ご逝去時点	深夜、ご自宅にて
同日	葬儀社紹介葬儀社とのコンタクト	深夜2時過ぎ、電話にてご連絡。見積りの手配社を口頭で説明、紹介。同社と電話にて直接やりとり。
同日	葬儀社決定本見積書作成	同社の担当者がすぐにご自宅に伺い、作成してあった見積書の内容を説明。日が明けてから、詳細な打ち合わせ。式場の選定、日取りの決定、本見積書の作成。葬儀当日までご自宅にて安置。
3/4日後	ご葬儀	さくら斎場にて通夜/告別式・ご火葬

施行内容（こぢんまり葬/仏式/さくら斎場）

規模/会葬者数	相談時は家族親族以外の会葬者は5名ぐらいではないかということでしたが、実際には、故人様のご友人、喪主のお仕事関係、ご長女の友人、ご長男の友人の方々が30名近く会葬されました。こぢんまり葬：通夜５０人、告別３０人、家族親族３０人
宗教	相談当初は、菩提寺がないが仏式でということで、お寺様の紹介もということでしたが、故人様のご兄弟の菩提寺が佐倉市内にあり、そこに依頼することになりました。仏式・真言宗
斎場	相談当初からさくら斎場が第一希望でした。最短の日時で決定いたしました。さくら斎場
葬儀費用	お布施を除く葬儀に関わる総額です。飲食や即日返しも含んでいます。約９４万円
	常設の白木祭壇に生花を組み合わせて、祭壇はきれいに飾られました。

さくら斎場とサポート相談事例

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