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柏市の南柏会館での仏式葬儀の施行例３

平成２４年１月会葬者２７名の葬儀・告別式に立会いました。
　依頼者は事前相談での段階で、ご会葬の方々がお見えになりやすいことを第一条件に、駅近くにある南柏会館を希望されていました。
　ご葬儀まで４日ほど待機しましたが、通夜当日のご会葬者は会社の元同僚の方を始め、お子様達の会社関係者が多数を占めましたので、交通の便のよいこちらでの式にご喪家の方々も安心されたご様子と伺いました。

葬儀社の担当者からは季節の変動もあり、今年は寒さが厳しくなった正月過ぎからご葬儀が一気に増え、公営斎場は言うに及ばず、民営斎場も軒並みお待たせしている状況との報告があり、少し時間を頂くことになりました。
　式場は正面大階段を上がった第�Tホールを使用。
　お伺いした葬儀・告別式ではご家族ご親族の方が殆どでしたので、開式前は皆様それぞれに棺を覗き込みながら、思い出話をされているご様子でした。
　読経の後、高校時代の野球部のお仲間から元同僚の方まで友人からの弔電が相次ぎ、生前のお人柄がしのばれます。

お別れのお花入れの儀が始まると、故人ご要望の谷村新司「いい日旅立ち」の曲が静かに流れ、まだ６０代の若すぎる死を惜しみながらも、故人の希望をかなえるかのように式場はいつしか穏やかな空気に包まれていました。
　終始気丈に振舞われていた奥様は、「病院ではよく頑張ったわね。あちらで待っていてね」とやさしくお声を掛けていらっしゃいました。
　喪主のお母様に代わってご挨拶をされたご長男は、お父様が最後まで諦めずに治療に励み、最期はご家族に見守られながら静かに息を引取った様子を報告され、列席された皆様は改めてご家族の結束の強さに無言で頷いていらっしゃいました。
　ご報告の後、１階の駐車場内に移動されたお見送りの方々が見守る中、エレベーターで下りてきたお棺はご親族の手を借りて霊柩車に運ばれ、こちらからのご出棺と相成りました。

※この施行例では葬儀社と斎場についてアンケートを頂きました。下記でご覧いただけます。
　口コミ （葬儀社と斎場、別窓）

●南柏会館での葬儀費用概略