仏式/こぢんまり葬/習志野市内の菩提寺

ご相談対応レポート、2015年前半

• ご相談対応
• あさがおアドバイザー
• 松山悦子

菩提寺でのご葬儀の場合、菩提寺のご意向もあり、信徒会館や本堂を使用してのご葬儀だけでなく、時として独自のお見送り方もありますので、菩提寺のしきたりなどに精通した葬儀社さんを選択する必要も出てきます。

昨年夏に入院中のお父様のご相談をいただいた今回のご相談者は、火葬場併設の馬込斎場にされるか、菩提寺にされるか、当初迷っていらっしゃいましたので、それぞれに精通し、ご要望に沿う賛同社さん3社をご紹介させていただき、3社から双方の概算のお見積りをお取りし、まずはご検討いただくようお願いいたしました。

お見積りをお送りした後、暫くご連絡が途絶え、今年に入り再度ご連絡をいただいた折は、できれば馬込斎場で、とのご要望でしたが、最終的にご住職とのお話し合いで、菩提寺でのご葬儀を選択されたとのことです。

早速に以前の見積りをご検討になり、お寺でのご葬儀を数多く手掛けている賛同社さんをご指名いただきました。 菩提寺でのご葬儀は独自のしきたりがあり、通常のご葬儀と少し趣を異にし、通夜は通常通り営まれましたが、翌日は朝9時10分にご出棺となり、馬込斎場にて荼毘に付された後、ご遺骨で再び菩提寺に戻り、告別式が執り行われる運びとなりました。

ご葬儀を執り行いました葬儀社さんは、こちらのしきたりをよくご存じで、そのことには常に細心の注意を払っているとのお話です。

ご相談者も安心して担当者にお任せされたご様子が、ご葬儀の後にご回答いただきましたアンケートにも伺えました。

菩提寺でのご葬儀では、担当される方が一般的なご葬儀のことだけではなく、当地の事情、菩提寺のご意向、独自のしきたりをどの程度理解されているかが、一つの鍵となるようです。

ご相談者：ご長男（お父様は80代）

施行内容（こぢんまり葬/仏式/習志野市内の菩提寺）

規模/会葬者数	最初にご相談をいただいた折、菩提寺または公営の馬込斎場でのご葬儀を想定していらっしゃいましたが、7ヶ月後再度頂いたご相談では、できれば火葬の移動が無い馬込斎場でとご希望に変化がございました。しかし、その後菩提寺のご住職とのお話し合いで、信徒さんであるからには菩提寺独自のご葬儀をされることを提案され、菩提寺本堂でのご葬儀となりました。 また、習志野市では市民による市内でのご葬儀の場合は5段の白木祭壇、柩、マイクロバスの霊柩自動車が借りられ、さらに市の職員により会場にて祭壇の設営、柩をお持ちして納棺の儀に立ち会うなどのサービスがほどこされますので、ご相談者も、上記3点をお借りすることを提案されたとのことです。 こぢんまり葬：通夜/ご家族・ご親族15名、一般会葬9名、告別式/ご家族・ご親族15名
宗教	菩提寺の本堂にて執り行われ、ご住職がおつとめをされました。 仏式：真言宗豊山派
斎場	当初公営の馬込斎場も候補にあげ、迷っていらっしゃいましたが、ご住職の勧めで、菩提寺の本堂にて、執り行われました。 菩提寺でのご葬儀では通夜とその後のお清めは通常通りの運びとなりますが、翌朝馬込斎場にて火葬を先に執り行い、再び菩提寺に戻り、お骨での告別式という順序になります。お清めは信徒会館にて。 市内のお寺
葬儀費用	ご喪家が、直接菩提寺にお支払いされたお布施代と式場費以外の、供花も含めた葬儀総費用です。 約87万円
	本堂に設置された5段の白木祭壇は、習志野市からお借りした祭壇です。設営は市の職員の方がされるとのことです。

施行後の、ご相談者からのアンケート