世田谷区の斎場、口コミ、葬儀社、相談事例
斎場と葬儀社にも得意・不得意があります。これを理解することが、より満足度の高い葬儀につながります。葬儀には、宗教による違いから、直葬や一日葬、家族葬、区民葬・市民葬、生活保護（葬祭扶助）の葬儀、一般葬、社葬にいたるまで、さまざまな種類があり、そして地域事情もあります。それゆえ、ご相談者の要望に適した、斎場と葬儀社選びが大事になってきます。
みどり会館 （区営、世田谷区北烏山）
みどり会館概略
世田谷区営の斎場で、故人もしくは喪主（故人との関係が２親等以内の方）が世田谷区民であることが条件です。公営のため斎場費も抑えられていて、内々の家族葬等でご利用の方が多く見受けられるようです。通夜の仮宿泊に人数制限はありません。特に２階のお清め所用の広い和室は地方からの会葬者が多い場合に便利です。
| 住所 | 世田谷区北烏山５−１−５ |
|---|---|
| 対応規模 | １階、２階の式場は入口がそれぞれ別になっていますのでご喪家が交わることはありません。１階はロビーホールを挟んで式場とお清め所になる洋室、その隣が親族控室（８畳和室）と予備室になります。２階はロビーホールを挟んで式場とお清め所になる和室、その隣が親族控室（８畳和室）と予備室になります。式場はイス席４５名ほどで洋室、和室共それぞれ定員３０名ほどになります。 |
| 対応宗教 | 宗旨宗派を問わず、利用が可能です。 |
| アクセス | 京王線千歳烏山駅東口下車、徒歩15分ほどです。 |
臨海斎場 （５区共同運営、火葬場併設、大田区東海）
臨海斎場概略
火葬場併設のため、出棺後の車での移動がなく、全館バリアフリーが施され、火葬場と待合室へはエスカレーター、式場と会葬者控室へはエレベーターと斎場内の足の確保もスムースです。世田谷区など5区内の方と、５区以外の方とでは使用料が異なります。
| 住所 | 大田区東海1-3-1 |
|---|---|
| 対応規模 | 斎場は１階に横並びのイス７０席の４式場と２階にイス６４席の各式場の会葬者控室、廊下を隔てて和室１４畳のそれぞれの遺族控室からなり、式場1と2 、式場3と4はそれぞれパーティションで仕切られ、２室を使用しての大型葬にも対応しております。 |
| 対応宗教 | 宗旨宗派を問わず、利用が可能です。 |
| アクセス | ＪＲ山手線浜松町駅より東京モノレールに乗車し、流通センター下車後、徒歩7分ほどです。 |
斎場と葬儀社の口コミ
斎場について
雰囲気、設備、ともに良かった。ーサポート相談事例19よりー
斎場選択理由について
面会室に故人と家族のみで最後の別れが出来ると知ったからです。ーサポート相談事例18よりー
葬儀社について
・担当の方、スタッフの方（男性、女性）の、心のこもった対応がよかった。
・分からないこと、疑問に思うことは、適切に教えてくれて信頼出来た。ーサポート相談事例19よりー
葬儀社選択理由について（複数社を比較された場合等）
真夜中でもとても迅速に対応して下さった。他の葬儀社は不手際が多いがここは全て打ち合わせどうり。次回も依頼したいと思っています。ーサポート相談事例21よりー
口コミのあった実際の葬儀の概略は、下記のサポート相談事例でご覧いただけます。また、斎場への口コミも含めて、斎場の特徴については、臨海斎場 にまとめています。
森巖寺開山堂 （世田谷区代沢）
森巖寺開山堂概略
森巖寺開山堂は小田急線、井の頭線の下北沢駅南口から徒歩7〜8分のところにあり、渋谷、新宿からも近く、交通の便がよい斎場です。式場内はモダンなペンダント型の灯りを使用しているので、ご葬儀の様式を問わずご利用できます。
| 住所 | 世田谷区代沢３ー２７ー１ |
|---|---|
| 対応規模 | イス４０〜60席の式場とイス48席の会席室と、10畳あまりの親族・僧侶控室からなり、家族葬から一般葬まで対応可能です。 |
| 対応宗教 | 宗旨宗派を問わず、利用が可能です。 |
| アクセス | 小田急線・井の頭線の下北沢駅南口下車、徒歩7分ほどです。 |
斎場と葬儀社の口コミ
斎場について
新しく立派な斎場であった。都心にこんな斎場があるとは知らなかった。ーサポート相談事例２よりー
斎場選択理由について
渋谷（主人の勤務先）から京王線と小田急線で短時間で会葬に来ていただけるため。ーサポート相談事例１よりー
葬儀社について
・サービス面、価格面で満足のいく水準でした。
・死化粧を上手にして下さったのがよかったです。ーサポート相談事例４よりー
こちらの不手際にも迅速に対応していただき助かりました
出席した両親もほぼ満足しており、感謝しております。ーサポート相談事例３よりー
非常にまじめに当方の色々な方々を聞いてくれた、そして、実現してくれた。ーサポート相談事例２よりー
家が（多摩地区）にありますが、（亡夫の勤務先が渋谷の近くで会社関係の方達に多く来ていただきたかったので、自宅と葬儀場がずいぶん離れていたにも関わらず）、自宅まで何度も足を運んでくださって打ち合わせができたことがありがたかったです。ーサポート相談事例１よりー
葬儀社選択理由について（複数社を比較された場合等）
・対応がていねい
・PRが派手でない
・経営者が真面目ーサポート相談事例４よりー
他社はいかにも営業マンだったが、○○さん（担当者名）は親身な対応が期待できそうだったから。（実際、期待以上だった）ーサポート相談事例３よりー
口コミのあった実際の葬儀の概略は、下記のサポート相談事例でご覧いただけます。また、斎場への口コミも含めて、斎場の特徴については、森巖寺開山堂 にまとめています。
そのほか世田谷区の斎場例
| 斎場名 | 所在地 |
| 耕雲寺種月殿 | 世田谷区砧７−１２−２２ |
| 成勝寺会館 | 世田谷区宮坂２−２４−５ |
| 円泉寺太子会館 | 世田谷区太子堂３−３０−８ |
| 高徳山・源照寺 | 世田谷区奥沢３−２６−７ |
| 耕雲寺種月殿 | 世田谷区砧７−１２−２２ |
| 正法寺 | 世田谷区松原５−４３−３０ |
| 浄立寺 | 世田谷区桜ヶ丘５−５０−２２ |
| 福昌寺 | 世田谷区経堂１−２２−１ |
| 勝國寺清龍殿 | 世田谷区世田谷４−２７−４ |
| 門跡別院・満足院 | 世田谷区梅丘１−５４−１ |
| 世田谷区の方が利用することも多い、火葬場併設の斎場 | |
| 代々幡斎場 | 渋谷区西原２−４２−１ |
| 桐ケ谷斎場 | 品川区西五反田５−３２−２０ |
| 社葬・団体葬などの大規模な葬儀に使われる世田谷区近隣の式場 | |
| 青山葬儀所 | 港区南青山２−３３−２０ |
| 増上寺 | 港区芝公園４−７−３５ |
この地域には上記のような斎場がありますが、どの斎場を選んでいいのか分からないような場合でも、センターおよび賛同社が適切に提案します。斎場は、会葬者数や宗教、費用、場所、交通の便、設備内容、格式、空き状況、などを考慮して選んでいくことになります。
なお、葬儀社と斎場と火葬場の関係がよくわからないという方が多いと思いますので、こちらで解説しています。葬儀社と斎場と火葬場の関係
世田谷区の区民葬、葬儀補助金・助成
区民葬とは、東京23区内の住民であればどなたでも利用できる、区民の葬儀にかかる経費の負担軽減を図るための制度です。
費用を抑えるための規格であることからその内容は質素なものになることが多いようですが、低価格である上に、料金が決まっているという部分での安心感はあるかもしれません。
区民葬を希望する場合は、死亡届け提出の際に役所に申し込み、区民葬儀券と区民葬儀取扱店のリストを受け取ります。
区民葬を引き受けられるのは、「東京都葬祭業協同組合」に加盟している区民葬儀取扱店のリストに記載がある葬儀社のみとなりますが、利用券を発行した区以外の葬儀社でも、区民葬儀取扱店であれば依頼することは可能です。
ただし、このリストに掲載されている葬儀社は、区が推薦する葬儀社というわけではなく、「区民葬はこの中の葬儀社が対応できます」という案内です。
区では区民葬の利用券を発行するだけで、実際の葬儀の施行や対応、また、万が一トラブルがあった場合においても、葬儀については一切関与していませんので、区民葬を利用したい場合でも、葬儀社を選ぶことは大切です。
区民葬で負担が軽減されるのは、祭壇・棺・霊柩車・火葬料・収骨容器の5品目で、祭壇、棺、霊柩車の料金が低価格であるうえに、定額であることは安心感があるでしょう。
火葬は都内の民間火葬場を利用します。火葬料は約1割程度、収骨容器は2割ほどの割引になっています。
ただ、葬儀はこの5品目だけで行えるわけではありません。
区民葬は50年以上前の、自宅でのお看取り、そのまま自宅で葬儀を行っていた時代のものがベースになっているため、病院などで亡くなり、葬儀は葬儀場で行うというケースが多い今の時代の葬儀においては、ほかにも多くの品目が必要になってきます。
例えば、病院から安置する場所への搬送料、自宅に安置できない場合は安置所の費用もかかります。また、祭壇においても自宅に飾るにはちょうどいい大きさであっても、使う斎場によっては質素になってしまうことも考えられます。
区民葬でカバーしている品目以外のものやサービスの値段は葬儀社が自社で決められるものが多いので、区民葬での葬儀でも、トータルでいくらかかるのかは、依頼する葬儀社によって異なります。
もっとも、取扱店に区民葬の相談に行ったら、やんわりと何やかやの理由をつけられて区民葬と違うものを勧められた、という話もよく聞きます。区民葬ができる葬儀社というのは、組合に入っている、いわば昔ながらの葬儀社です。
費用面のみならず、社風、担当者、などトータルに比べて葬儀社を選びたいものです。
区民葬のほかに、国民健康保険に加入している方が亡くなられたとき、その葬儀を執り行った方に葬祭費が支給されます。その金額は地域によって異なりますが、東京23区内の場合は7万円です。
社会保険に加入している方が亡くなられた場合は（資格喪失後3か月以内）社会保険から埋葬料等が支給される場合があり、この場合は国民健康保険からは支給されません。
請求できるのは葬儀を行った日の翌日から2年間と、期限が決まっているので、忘れずに手続きをしましょう。
世田谷区付近で、よい葬儀をするためには、適切な葬儀社選びが必要
最近ではネットで目立たせる集客手法で、世田谷区付近に店舗のない、遠くの葬儀社なども世田谷区付近で葬儀をすることもあるようですが、土地勘がない上、式場の使い方を知らないとか、安置も遠くの場所に連れていかれてしまう、担当者と面談しようにも遠くのため面談に応じてくれない、など起こっているようです。
こうした葬儀社を選ばないようにしたいものです。その上で、葬儀社にも様々なタイプがあることを理解しておくことが大事です。家族葬が得意なところもあれば、社葬が得意なところもあります。生活保護（葬祭扶助）の葬儀を主に手掛けているところもあります。個別の宗教宗旨専門の葬儀社もあります。
よい葬儀にするため、適切な葬儀社をスムーズに選べるように、センターの相談員がご依頼者の話をお伺いしながら、内容と優先順位を整理していきます。内容は、１規模、２宗教、３場所、４予算、５内容（サービス提供能力や保有設備等）、６日程（事後の場合）です。
たとえば、１の「規模」で言いますと、直葬や一日葬、家族葬、区民葬・市民葬、生活保護（葬祭扶助）の葬儀、こりんまり葬、一般葬会社役員の葬儀、合同葬、社葬のどのあたりを想定しているのかということになります。２の「宗教」でいいますと、仏式から神道（神葬祭）、キリスト教、友人葬、天理教、新宗教、そして無宗教・・・ということになります。
この整理を通して、その要望によく応えられる可能性の高い賛同社から順に紹介していきます。