
※センターは、特定の葬儀社に肩入れする必要のない中立的な組織です。依頼者のためにある組織という立場で、提供される情報の機密を守ることを前提に、各葬儀社の特徴を調査したり、葬儀経験者、取引会社の社員などにアンケート・ヒアリングに協力してもらっています。

「価格体系が明朗であること」「依頼者の要望に応えられること」「安心であること」とお題目をいくら唱えても、この判断を導くための方法論がしっかりしていなければ、絵に描いたもちになってしまいます。ということで、以下のような方法によって、葬儀社が基準にかなうかどうか判断しています。
葬儀に関して、いちばん苦情の多いものが金額に絡むものです。基準をクリアするかどうか判断するために、葬儀社に次のような資料を提出してもらっています。料金表の明細、営業用のパンフレット、最近施行の数件の見積書と請求書です(個人名は断定できないようにして)。また、依頼者と見積書を交わす社であることも確認しています。たとえば、料金表の明細がなかったり、見積書があやふやであったり、許容を超えるような値段がつけられていたり(たとえば、火葬場や霊柩車の値段は決まっているのに、それに法外な金額が上乗せされているなど)、見積書と請求書の整合性がとれていない葬儀社は紹介しません。
よい葬儀をするために、5つの重要事項を整理し、優先順位をつけることが大事であると「葬儀の準備」で触れましたが、整理した結果、たとえば、「会葬者が300人ぐらいで、交通の便がよくて、駐車場があり、設備がととのっている斎場で、地域の習俗もきっちり踏まえた仏式」という要望や「区民葬を快くひきうけてくれるところ」という要望である場合、もちろん、それに対応できる葬儀社でなければなりません。葬儀にもさまざまな種類があり、それぞれの葬儀社には得意不得意があります。センターでは、上記の料金体系はもちろんのこと、葬儀社のサービス提供能力や保有施設・設備の内容、交通の便、対応できる葬儀の種類を調査把握しています。また、過去における場所別の施行件数などのデータも提出してもらっています。さらには、経営方針、どこの組織の指定業者になっているか、地域活動などなど、事細かに各社それぞれの特徴・得意分野を把握するよう努めております。こうしたことにより、ご依頼者のご要望に応えられる葬儀社をゆるやかにランキングづけをして紹介しています。
価格体系がしっかりしていて安心であるということのほかに、次のような評価軸を持っています。
●依頼者の疑問点に丁寧に説明してくれるかどうか(説明できる能力をもっている。説明資料がきちんとある。社員教育がしっかりしている)
●地域に根を張って営業活動をしているか(事務所をきちんともっている。葬儀ブローカーではない。地域との関与度が高い。)
●サービスが行き届いているか(分業制がいきすぎていず、担当者が責任をもって業務にあたっている。トラブルが少ない。苦情が少ない。満足度が高い)
これらの評価軸に関しては、それを判断するための質問を用意して葬儀経験者や葬儀会社、取引会社の社員などにアンケートヒアリング調査を行ったり、施行現場の立会いをして確認しています。ちなみに、依頼者の疑問点に答える能力に関する指標の一つとして、葬祭ディレクター保有率をとっています。
取引会社とは、仕出屋や花屋や火葬場、霊柩車会社などです。各葬儀社のこと(たとえば、社員教育がしっかりしているかどうか)は、複数の葬儀社と取引している取引会社の社員が日ごろから接していますので、その意見も参考にしています。
また、ネット上においても葬儀経験者の調査を実施しています(「求む-葬儀・口コミ」の項目参照)。さらに、センターを利用した葬儀依頼者に対して、葬儀施行後アンケート・ヒアリングに協力していただき、常に、葬儀社に対する顧客満足度をはかっています。その結果を次の紹介社選択にフィードバックさせています。